619 高鈴山のセンブリ 花の百名山
高鈴山は、田中澄江著『花の百名山』にて『センブリの山』と紹介されています。
現在センブリは高鈴山では余り見られず、山道を北に向かった助川山の方に豊富に咲いております。
と言うか、もともとの文を読むと、『助川の城あとへとむかう』『眼の前に、太平洋が広がっている』場所に咲いていた、と書かれているので、この条件から推察すると、そもそも田中澄江がセンブリを見たのは今で言う助川山市民の森周辺ではないでしょうか。
91年の山火事の後に市民の森として整備され、今では『助川山』という名で親しまれてる一帯ですが、本が書かれた80年代当時は助川山も単なる小ピークに過ぎず、あくまで高鈴山への登山道、との認識だったのかもしれません。
そう考えると、現在では『助川山のセンブリ』と言った方が通りがいいかもしれませんね。
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Comments (2)
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綺麗です。
11-02-2021 11:46 ろごきっと (117)
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ありがとうございますm(__)m
11-02-2021 16:02 茨城ック (0)
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